春日町電器大戦争の始まり [雑記帳]
何やら大きな建物が出来ているのだが、
いったい何のお店なんだろう?と思っていた。
嫁が幼稚園で聞いた噂ではケーズデンキが建っているという。
「そんなまさか」と思っていたのだが、
3月26日の新聞広告でその噂が本当だったことが分かった。
ケーズデンキ高松春日店の人財募集の広告。
ヤマダ電機の香川県の基幹店でもある高松春日店の目の前の立地。
バイパス道を挟んで近くにはデオデオの大型店舗もある。
オーバーストア状態の香川県での新規出店という事や、
出店場所が場所だけにヤマダ電機への挑戦状としか思えない。
実は十数年前、就職活動時に香川県でケーズデンキを展開する
某社の説明会に参加したことがあった。
その時はベスト電器が一番強かったのだが、
だんだん下降線を辿り、ヤマダ電機とコジマが伸びてきている時期であった。
その頃からヤマダ電機をライバル視しており、
社長曰く「いずれ我々の時代が来る」と仰っていたのを思い出した。
イオン綾川のすぐ隣にケーズデンキの大型店を構えたことも
イオン綾川に入っているヤマダ電機を意識してだろう。
そして今回の高松春日町での出店は大勝負に出てきたという事だろう。
ただでさえ電気屋が多い高松市。
どの店舗が勝ち残っていくのだろうか。
幸いなことに春日のデオデオ、ヤマダ電機には普通のお店と違う特徴がある。
デオデオは子供のおもちゃを豊富に取り揃えており、
店員のレベルも高く、商品知識も豊富な印象である。
ヤマダ電機は、電器製品だけでなく、
春日町近辺にはない本屋があったり、
お菓子やちょっとした日用品も取り揃えている。
ただ、店員の接客態度や商品知識といったレベルがとても低いのは残念な所。
ケーズデンキは自分の生活圏から遠い場所にしかないので
高松本店にしか行ったことがなかったのだが、
接客態度や店員の商品知識といったレベルもかなり高く、
話し言葉も非常に聞き取りやすく好感が持てる店員が多い印象である。
デオデオとヤマダは道の西側。
信号もあるので北、南共にアクセスはし易い。
対するケーズデンキは東側。
信号機に隣接していないため、南側からのアクセスは迂回する必要がある。
人の流れを考えると多くの人は国道11号やバイパス道から行くので
絶対数は北側からのアクセスが多いと思う。
さて、1年後、3年後、5年後。
この春日町電器大戦争がどの様な状態になっているのか見物である。
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